新潟のご当地パン「サンドパン」4種を実食!スーパーや産直市場で出会える味

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新潟のスーパーのパン売り場で、ひときわレトロな顔をしているパンがあります。その名も「サンドパン」。コッペパンにクリームをはさんだだけ…と思いきや、作っているお店ごとに見た目も中身もけっこう違うんです。

今回は、スーパーの原信や、産直市場の「とんとん市場」で見つけた小竹製菓・松屋・ボンオーハシ・木村屋パン店の4種類のサンドパンを買って、食べ比べてみました。

目次

新潟のご当地パン「サンドパン」ってどんなパン?

サンドパンは、コッペパンを横に切って白いクリームをはさんだ、とてもシンプルなパンです。新潟県内ではいろいろなパン屋さんが「サンドパン」という名前で作っていて、スーパーのパン売り場でも見かけます。

名前はどれも同じ「サンドパン」なのに、パンのやわらかさやクリームの塗り方はお店ごとにバラバラ。同じ名前でここまで個性が出るのか…と、食べ比べてみて驚きました。

サンドパンの名前の由来は?

「サンドパン」という名前は、パンにクリームを“はさむ(サンド)”から…だと思っていませんか?私もそう思っていました。由来には諸説あるようですが、阿賀野市の木村屋パン店を紹介した地域情報サイトの記事では、砂糖が砂(サンド)みたいにジャリジャリするから「サンドパン」という説が紹介されています。その“ジャリジャリ”を再現したサンドパンも今回食べてみたので、後ほど紹介します。

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購入した4種のサンドパン

今回はスーパーの原信2店舗と、産直市場のとんとん市場新発田店で、4つのお店のサンドパンを購入しました。

①小竹製菓「小竹のサンドパン」

原信女池店
販売価格 税別180円/1個

上越市の小竹製菓は、大正13年創業の老舗です。笹の絵が並んだ袋に、茶色の文字で大きく「サンドパン」。昭和の香りがただよう、なんとも味のあるパッケージです。袋には「商標登録」の文字もあり、お店の看板商品であることが伝わってきます。

袋から出すと、こんがりきつね色のコッペパン。パンは水分少なめで、しっかりめの食感です。割ってみると、断面いっぱいにクリームが丁寧に塗られていて、端っこまでしっかりクリームがあります。小竹製菓の公式サイトによると、クリーム塗りは一つひとつ手作業なのだとか。この丁寧さにも納得です。

クリームはたっぷりですが、甘さは控えめ。見た目のボリュームに対して、意外とあっさりしていました。

袋から出した小竹のサンドパン
小竹のサンドパンの断面。全体にクリームが塗られている

②松屋「サンドパン」

松屋 サンドパンのパッケージ

原信十日町店
販売価格 税別160円/1個

2つ目は、津南町の松屋のサンドパン。オレンジの帯に白抜きの「サンドパン」、白いひし形模様が並ぶパッケージは、小竹製菓とはまた違ったレトロ感があります。

割ってみると、こちらもクリームが全体に丁寧に塗られています。パンはしっとりしていて、小竹製菓と比べるとやわらかめ。同じ「全面クリーム派」でも、パンの食感でけっこう印象が変わります。

松屋のサンドパンの断面。全体にクリームが塗られている

③ボンオーハシ「サンドパン」

ボンオーハシ サンドパンのパッケージ

原信女池店
販売価格 税別98円/1個

3つ目は、長岡発祥のパン屋さんBON OHASHI(ボンオーハシ)のサンドパン。ほかの2つより細長く、ロゴのシールが1枚貼られただけのシンプルな包装です。売り場のPOPには「しっとりとしたパン生地にミルク風味のクリームをサンドしました」と書かれていました。

そして注目は価格。税別98円と、ほかのサンドパンより60円以上も安いんです。

割ってみてびっくり。クリームが全面ではなく、2本の線のように塗られています。パンは細長くてやわらかめ。クリームのある所とない所がはっきりしているので、ひと口ごとに味わいが変わるのもおもしろいところです。

ボンオーハシのサンドパンの断面。クリームが2本線状に塗られている

④木村屋パン店「幻のサンドパン」

木村屋パン店 幻のサンドパンのパッケージ

とんとん市場新発田店(産直市場)
販売価格 税別180円/1個

4つ目は、阿賀野市笹岡にある木村屋パン店の「幻のサンドパン」。袋には「ジャリジャリクリーム」「Since 1946」の文字が入っていて、名前からして気になります。

新潟の地域情報サイトのインタビュー記事によると、今の場所でお店を始めたのは昭和30年。創業当時はバタークリームが手に入らず、ショートニングに砂糖を混ぜたものを塗っていたそうです。その当時の味を再現したのが、この「幻のサンドパン」なのだとか。

袋から出してみると、パンはふわふわで、皮は香ばしい焼き上がり。割ってみると、クリームがたっぷりはさまっています。

冒頭で紹介したとおり、「サンドパン」の名前の由来とされるのが、この砂(サンド)のようなジャリジャリ感。袋にも「ジャリジャリクリーム」と書かれているので、さぞジャリジャリなのでは…と身構えていましたが、実際に食べてみると砂糖の粒が細かく、ジャリジャリというよりシャリシャリという印象です。ふわふわのパンとほどよい砂糖の食感で、絶妙なバランス。個人的にかなり好きなサンドパンです。

木村屋パン店 幻のサンドパンの断面。クリームがたっぷり

4種のサンドパンの値段・中身を比べてみた

小竹製菓松屋ボンオーハシ木村屋パン店
購入店原信女池店原信十日町店原信女池店とんとん市場新発田店
価格税別180円税別160円税別98円税別180円
パン水分少なめしっとり・やわらかめ細長く・やわらかめふわふわ・皮は香ばしい
クリーム全体に丁寧・甘さ控えめ全体に丁寧2本線状細かい砂糖でシャリシャリ

クリームをしっかり味わいたいなら小竹製菓か松屋、パンのしっとり感を楽しみたいなら松屋、お手頃価格で気軽に食べたいならボンオーハシ、ふわふわのパンと砂糖のシャリシャリ感のバランスを楽しみたいなら木村屋パン店…と、好みで選び分けられそうです。

サンドパンの特徴

  • 新潟県内のいろいろなパン屋さんが作っている、ご当地感のあるパン
  • 名前は同じでも、パンの食感やクリームの塗り方がお店ごとに違う
  • 1個100〜180円ほどで、気軽に買える
  • お店ごとのパッケージを見比べるのも楽しい

新潟のサンドパンはどこで買える?

今回の4つは、次のお店で購入しました。

  • 小竹製菓:原信女池店(税別180円)
  • 松屋:原信十日町店(税別160円)
  • ボンオーハシ:原信女池店(税別98円)
  • 木村屋パン店:とんとん市場新発田店(産直市場/税別180円)

サンドパンは新潟県内のいろいろなパン屋さんで作られているので、ほかのスーパーや産直市場でも出会える可能性があります。地域やお店によって、並んでいるサンドパンが違うこともありそうです。

旅先や出かけた先のスーパーでパン売り場をのぞいて、まだ食べたことのないサンドパンを探してみてください。自分好みの1本を見つける「サンドパンの旅」、なかなか楽しいですよ。

サンドパンは通販で買える?

「小竹のサンドパンを通販で取り寄せたい」という方もいるかもしれません。ただ、Amazonや楽天市場で探してみたところ、今回紹介したサンドパンは見つけられませんでした(2026年10月時点)。

消費期限の短いパンなので、基本的には新潟県内の店頭で買うものと考えておくのがよさそうです。新潟旅行の際は、ぜひスーパーや産直市場のパン売り場をのぞいてみてください。

個人的な感想

おすすめポイント

  • 同じ名前のパンなのに、お店ごとの違いがはっきりしていて食べ比べが楽しい。
  • 1個100〜180円ほどなので、気軽にいろいろ試せる。
  • 旅先のスーパーで、その土地のサンドパンを探す楽しみがある。

おすすめできないポイント

  • 消費期限が短いパンなので、お土産として持ち帰るなら日程に注意が必要。
  • お店によって置いているサンドパンが違うため、狙った商品に出会えないこともある。

新潟県内には、ほかにもまだまだサンドパンがあるようです。見つけたら、また食べ比べてみたいと思います。

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