三幸の「数の子ハリハリ」は新潟の郷土料理だった!実食レビュー

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新潟のスーパーで珍味コーナーを覗くと、時々「これ本当に新潟のものなの?」と驚くような一品に出会います。今回見つけたのは、三幸の「数の子ハリハリ」。パッケージに大きく「新潟の郷土料理」と書いてあり、しかも堂々と「はりはり」音を立てて味わうべしと言わんばかりのキャッチコピーまで添えられていて、これは黙って通り過ぎるわけにはいかないと即カゴ行きになりました。

目次

商品の概要・発見

珍味売り場で目に入ったのは、黒地に金色の模様が入ったパッケージ。「数の子ハリハリ」の文字と「『はりはり』音を立てて味わう」というキャッチコピー、そして三幸のロゴマークが目を引きます。高級感のある黒×金の配色に、思わず「これ、まさか高級珍味…?」と身構えてしまったのですが、中身は素朴な割干大根。このギャップにまんまと財布のひもを緩められた気がします。

実はこの商品、名前と見た目だけは以前から知っていました。かつて別の会社からもよく似た商品が販売されていて、スーパーで見かけたことがあったのですが、その会社は今はもう廃業してしまったそうです。

存在は知っていても、まさかこれが新潟の郷土料理だったとは、今回パッケージを見るまで知りませんでした。スーパーの珍味コーナーというのは、気づけば知らないうちに主役が入れ替わっている、なかなか奥深い戦場なのかもしれません。

三幸の数の子ハリハリのパッケージ表

パッケージには堂々と「新潟の郷土料理」の文字。調べてみると、この商品は一般的には「はりはり漬け」と呼ばれ、農林水産省の「うちの郷土料理」にも新潟県の郷土料理としてしっかり紹介されていました。名前の由来は、大根を食べたときに「はりはり」と音を立てるからだそうです。由来を知ってしまうと、実際に音を立てて食べたくなるのが人情というものです。

他県の「はりはり漬け」は酢を使うことが多いのに対し、新潟県のものは酢を使わないのが特徴なのだとか。割干大根に人参・昆布・するめなどを加えて作られ、お正月には数の子を加えておせちの一品としても親しまれてきました。今も冬が近づくと、家庭の軒下に大根を吊るして干す光景があちこちで見られるほど、暮らしに根づいた冬の保存食なんだそうです。三幸の「数の子ハリハリ」は、そんな家庭の味を手軽に楽しめるようにした商品というわけです。

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パッケージ・外観

開けてみると、飴色をした割干大根と数の子、するめ、昆布がぎっしり。正直、色味だけ見ると「これ、ただの茶色い謎の物体では…?」と一瞬怯みましたが、漂ってきた香りでその不安はあっさり吹き飛びました。見るからに味の染みた照りが食欲をそそります。

数の子ハリハリを開封した様子

よく見ると、糸のように細長いするめや昆布のかけらもちらほら。彩りは地味ですが、その分「これぞ郷土の保存食」という渋い存在感があります。映えとは無縁の見た目ですが、味に自信のある食べ物ほど地味、というのはどうやら万国共通の法則のようです。

数の子ハリハリの中身のアップ

製造は新潟県聖籠町にある株式会社三幸。新潟の珍味を数多く手がけているメーカーです。

当ブログでも同社のサーモン塩辛甘エビ塩辛を以前レポートしましたが、どちらも強烈な「ご飯泥棒」として好評です。数の子ハリハリも含めて、三幸の商品はどれも新潟の珍味好きなら見逃せないラインナップです。

実食・使用レポート

食べ方

そのままご飯のお供やお酒のつまみとして食べられるタイプの商品なので、開封してそのまま盛り付けてみました。調理と呼べる工程がほぼゼロで、レポートとしてこれでいいのかと一瞬悩みましたが、美味しいものに余計な手順は不要ということにしておきます。

食べてみた感想

一口食べると、まず割干大根のシャキシャキとした食感、続いて数の子のプチプチッという弾ける食感が交互にやってきます。名前の通り、まさに「ハリハリ」と音を立てながら食べたくなる不思議な食感でした。つい実況したくなり、一人の部屋で「はり…はり…」と小声でつぶやいてしまいそうになります。

数の子ハリハリを盛り付けた実食シーン

味付けは醤油ベースの甘辛さで、ご飯にもよく合いますが、個人的にはお酒のあてとして最強クラスだと思いました。数の子の風味とするめ・昆布の旨みが合わさって、噛めば噛むほど味わい深くなります。

商品の特徴

  • 雪国新潟に古くから伝わる郷土料理・保存食
  • 割干大根の甘みと数の子・するめ・昆布の旨みを醤油風味でまとめた一品
  • 大根のシャキシャキ、数の子のプチプチとした「ハリハリ」食感が名前の由来
  • 2023年全国漬物グランプリ本漬部門で銀賞を受賞
  • 製造は新潟県聖籠町の株式会社三幸
  • ご飯のお供にもお酒のつまみにもぴったり

どこで買える?

新潟県内のスーパーの珍味コーナーで見かけることができます。地味なパッケージゆえについ素通りしがちな一角ですが、そここそが新潟の実力派珍味がひしめく激戦区だったりします。サーモン塩辛など数多くの新潟土産・珍味を手がけているメーカーなので、その他の商品と合わせて並んでいることが多い印象です。公式オンライン通販サイトからの購入も可能です。

まとめ / 個人的な感想

新潟県民の私でも「郷土料理」と言われるまで全国どこにでもあると思っていた数の子ハリハリ。地味な見た目ですが、食感と旨みのバランスが絶妙で、意外にも中高生たちにも人気な一品です。

おすすめポイント

  • シャキシャキ×プチプチの食感が楽しい
  • 数の子・するめ・昆布が織りなす奥深い旨み
  • お酒のあてやご飯のお供に、新潟の郷土の味を手軽に楽しめる

おすすめできないポイント

  • 見た目が地味なので、華やかさを求める人には物足りないかも
  • 割干大根が入っているため、大根の食感や香りが苦手な人には不向き
購入日2026/06/28
購入場所ウオロク 豊栄店
値段80g 298円(税別)
製造者株式会社三幸
新潟県北蒲原郡聖籠町

「はりはり」と音を立てて食べる感覚、ぜひ一度体験してほしいです。

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