岩船麩・新発田麩

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つるんとなめらか!新潟・下越の至宝

新潟のスーパーの乾物コーナーで、ひときわ目を引く大きな「まんじゅう型の麩」。
商品によって「岩船麩(いわふねふ)」「新発田麩(しばたふ)」と呼ばれていますが、どちらも新潟県北部(下越地方)で古くから愛されてきた伝統の味。

今回は、一度食べたら虜になる「つるん」とした食感と、以前ご紹介した新潟の定番「車麩」との違いをご紹介します。

新潟の二大巨頭!「車麩」と何が違うの?

新潟県は「車麩」も有名ですが、岩船麩・新発田麩は「性格が正反対」と言ってもいいほど個性が違います。

岩船麩・新発田麩車麩(くるまふ)
見た目まんじゅう型の半球バウムクーヘンのような輪っか
食感つるんとなめらか、とろけるもっちり、しっかりした噛み応え
楽しみ方喉越しと繊細な口溶けを楽しむお肉のようなボリューム感を楽しむ

車麩が「ガッシリしたお肉」なら、岩船麩・新発田麩は「高級な湯葉や白身魚」のような繊細さが持ち味。
この「つるん」とした喉越しこそが、新潟県北部地方で愛され続ける理由なんです。

岩船麩と新発田麩違いは?

岩船麩も新発田麩は形も用途もほぼ同じ。
だからこそ、どちらかを選ぶ必要なんてない。
“まんじゅう型の麩”というひとつの文化として味わえばいいんです。

スーパーで購入した商品の紹介

今回は岩船麩、新発田麩をそれぞれ購入してきました。
岩船麩は他にもう1社製造しているようです。(後ほど紹介)

岩船麩

古金屋(こがねや)麩店
イオン 新発田店
税込み 410円

饅頭型の麩が10個

カロリーは100gで355㎉
1個約15グラムなので1個あたり約53㎉

新発田麩 

宮村製麩
ウオロク コモ店
税込み 398円

こちらもまんじゅう型の麩が10個

メーカー表示では1個あたり約25㎉。

(左)岩船麩      (右)新発田麩

大きさもほぼ同じ。

裏側にヘソがあります。


調理前に

裏側に箸で穴を開けたり、事前にカットして全体を水没させます。

説明書きによると岩船麩の水戻しは時間は10分位。
ぬるま湯なら3~5分程度。
新発田麩の場合、水から煮れば水戻し不要。
お湯の場合は2分位。

調理例

麩と鶏肉つみれの煮物

お出汁を吸ってジュワッとした食感が最高。

煮崩れずしっかり味が染み込んでいますがモチモチした食感がは失われません。

麩とたまごの丼ぶり

水戻し後の麩と玉ねぎを煮て溶いた卵を加えるだけ。

車麩の場合は「かつ丼風」になりますが、こちらは「親子丼風」に仕上がります。

みそ汁の具

みそ汁にポンとこれが入っているだけで、「お、今日の料理は一味違うな」という手の込んだ感を演出できます。


他にもこんな料理

  • 鍋の具(どんな鍋物にも合います)
  • フレンチトースト風
  • ゴーヤチャンプルー

アイディア次第でレシピは無限に広がります。

商品の特徴

  • 新潟北部の郷土の味で日常食材
  • 喉越しが、もはや飲み物 
  • 高タンパク・低カロリー
  • ベジタリアンもビーガンも安心
  • 軽くて常温保存ができるのでお土産向き

御徒町駅前の吉池で岩船麩が販売されていました。

さすが、吉池さん
目の付け所が素晴らしいです。

こちらは、今回紹介していない方の岩船麩の会社「本間のり屋麩店」の商品。
デザインもそっくりで古金屋(こがねや)麩店とは、ご近所さん。

通販では、こちらの「本間のり屋麩店」の岩船麩を扱っているところが多いです。

一番の見分け方は、上の丸の中のデザインが「ホ」「ヨ」かの違い。

購入日 2026/2/10
購入場所イオンスタイル 新発田店
ウオロク コモ店
値段岩船麩(古金屋麩店)
 税込み 410円(10個入)

新発田麩(宮村製麩所)
 税込み 398円(10個入)
製造者古金屋麩店
 村上市岩船上大町1-6

宮村製麩所
 新発田市岡田1807-6

どこで買える?

  • 新潟県内のスーパー
  • 新潟県外の一部スーパー
  • 通信販売
  • ふるさと納税

個人的な感想

おすすめポイント

  • 喉越しが「反則級」にいい! 食感は「つるん」よりも「トゥルン」と表現したくなる。
  • 保存食としてのスペックが高すぎる。
  • 高タンパクで低カロリー。罪悪感が少なくダイエッターにとって都合のいい食材。

おすすめできないポイント

  • 「車麩」のつもりで挑むと肩透かしを食らう。「トゥルン」とした優しさに、戦意喪失。
  • 乾燥状態だと発泡スチロール感がある。
  • 水で戻す前の見た目はかわいいが戻すと、まんじゅう型がしぼんでしまう。(映えない)

車麩の力強さも良いけれど、疲れた時や繊細な味を楽しみたい時は、この「トゥルンとなめらか」な麩がイイ!

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