かきのもと(食用菊)

「かきのもと」って聞くと、「柿のタネ」の親戚?って思うかもしれません
新潟県では「かきの~」で馴染みがあるのは「柿の種」「かきのもと」
「かきのもと」は、カリッとした柿の種ではなく、食べられる菊の花🌺

食べられる菊ってあの刺身の傍らにあるタンポポみたいなヤツでしょ…
いいえ、仏壇にお供えする、あのタイプの菊
「え、菊って食べられるの!?」って思った人もいるでしょう
食用菊なので文字通り食べられるように品種改良された菊のことです
観賞用の菊とは異なり、苦味が少なく、香りや食感が良いのが特徴(観賞用を食べた事はありませんが)

日本では、特に東北地方や新潟県で盛んに栽培されています
細かく言えば食用菊の品種は何種類もあるようですが、総称して
新潟県では「かきのもと」山形県では「もってのほか」と呼ぶ事が多いです
新潟県民にとっては「秋=かきのもと」くらい定着していて、季節の味
紫色や黄色が一般的です

今回の購入商品

かきのもと(新潟県産) 


スーパーでは袋詰めされグラム単位で売っている事が多いですが

今回は珍しくパック売りでした

1パック 約80グラム(22輪)
  税込み 214円

大量に食べる場合は箱買いする人もいます

食べ方

下準備

ガクから花びらをを摘む

摘み取った花びらを茹でる

たっぷりのお湯でサッと1~2分茹でます
少量の酢を入れる事で色が鮮やかになります

茹で上がったら水で冷やして水気を絞ります

できあがり

茹で上がったら水で冷やして水気を絞ります

食べ方は意外とシンプル
おひたし和え物、甘酢をまぶして酢の物にするのが一般的
菊のシャキシャキ食感をダイレクトに楽しめます。

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こんな料理アイディア

映え写真が撮れた

「かきのもと」のおにぎり

酢飯に一緒にまぜるだけ
かきのもとの食感がイイ感じのアクセントになって美味‼

あまり広がらなかった

「かきのもと」の天ぷら

あらかじめ花びらに粉をまぶしてから衣をつけて揚げる
上手くいけば花が広がります
ガクが少し邪魔な気がしますがそのまま食べられます

サクサクして癖になる

かき揚げの具にしてもいいかも

他にもこんな食べ方はどうですか?

  • ほうれんそうの胡麻和え
     緑と紫のコントラストが素敵
  • サラダやちらし寿司
     お洒落ないろどりで映える
  • なめたけ和え
     それぞれの違った食感がおもしろい

一度ためしてほしい理由

「花」と聞くとフワフワした味を想像するかもしれませんが、「かきのもと」はシャキシャキとした歯ごたえが特徴
なんとも上品な味わい
例えるなら、「食感はシャキシャキレタス、味は上品な春菊」といったところでしょうか
「かきのもと」の鮮やかな赤紫色は、アントシアニンというポリフェノールの一種によるもの
アントシアニンには強い抗酸化作用があり生活習慣病の予防、目の健康維持、老化防止が期待されます
また、ビタミン・ミネラル、食物繊維も豊富で、古くから「不老長寿の薬」としても珍重されてきた歴史もあります

商品の特徴

  • 日本のエディブルフラワー
  • ポリフェノールたっぷり
  • 唯一無二の食感
  • 茹でたものは冷凍保存できる
購入日2025/09/24
購入場所ウオロク 緑店
値段80グラム  税込み 214円
製造者新潟県内の農家のみなさん

どこで買える?

  • 新潟県内スーパー
  • 新潟県外の一部のスーパー
  • 通信販売

個人的な感想

おすすめポイント

  • 栄養価が高く、ビタミンやポリフェノール豊富で美容や健康にも
  • 華やかな色で料理が一気にオシャレに
  • 謎のシャキシャキ食感
  • ポン酢、からし醤油、ごまだれ…何でも合う万能さ

おすすめできない人

  • 「お供え物の菊を食べる」という先入観から抜け出せない人
  • 花を食べる事に罪悪感がある人

「食用菊」は、日本のエディブルフラワー(食べられる花)の元祖です

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